イラスト

ペンタブのペン先が削れる!解決策はある?

こんにちは、nakoです。ペンタブやイラストでイラストを描いていて出てくる悩みの1つに、ペン先の消耗があります。

私も、筆圧が高い方なのでペン先がすぐ削れることに悩んでいました。しかし、ステンレス製の芯を使うようになってから、その悩みは解消されたんです!

そこで今回はペンタブ・液タブの芯の特徴をまとめてみました。私のおすすめのステンレス芯に関しては注意点もまとめたのでぜひ読んでいただきたいです。

筆圧が強く、ペン先の消耗に悩んでいる方は参考にしてください。

ペン先が削れる理由

筆圧

ペン先は画面とペン先の摩擦によって削れていきます。そのため、筆圧が弱い人より強い人の方が相対的にペン先の消耗のスピードが早くなります。早い人では1作品イラストを描いただけ(3時間ほど)で、すぐにペン先が平らになってくることがあります。(私です泣)

フィルム

使うフィルムによっては、ペン先の削れがより早くなることがあります。特にペーパーライクフィルムは紙のような描き心地で人気ですが、摩擦が大きい分ペン先がすぐに削れてしまいます。

芯を交換するタイミングは?

ペン先が平らになってきたとき

通常、尖っているペン先が平らになってきたら交換のタイミングです。そのまま使い続けると、描きにくいだけではなく画面やフィルムに傷をつけてしまうことがあるので、ペン先が平らになってきたら芯を交換しましょう。

また、ペンから出ている部分が極端に少なくなる(1mm以下)と、芯を掴むことができず、交換ができなくなってしまいます。早めの交換をおすすめします。

どんな種類の芯があるの?

標準芯

最初に付いている芯です。もっとも使っている人が多いメジャーな芯です。慣れていることもあり、使いやすいと感じる人が多いと思います。

私も描き心地だけで言うと標準芯がやはり良いと感じます。

ハードフェルト芯

ハードフェルト芯は、フェルトという名の通り、標準芯に比べると柔らかい描き心地です。鉛筆に近い描き心地で、アナログから移行してきた人には使いやすい芯だと言えるでしょう。しかし、柔らかいがために通常の芯よりも消耗が激しいという難点があります。

エラストマー芯

エラストマー芯とは、先端にエラストマー樹脂という材料を使っているのが特徴です。その名と通り樹脂やゴムのような質感で、通常の芯より弾力があります。

ストローク芯

ストローク芯は、芯の間にバネが入っているという特徴的な芯です。ストローク(動作の遊び)があるので、細かい筆圧を重視したい方に向いています。アナログのGペンに近いと感じる方も多いようです。

ステンレス芯
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私がおすすめするのが、このステンレス芯です。他の芯に比べて圧倒的な頑丈さを誇り、長持ちします。実際に標準芯は1作品で交換していた私も1年以上同じ芯を使っています!1本あたりの値段は少し高いですが、長く使うことを考えるとコスパが非常に良いと思います。

描き心地はボールペンのような感じで、筆圧が強くてもゴリゴリ描けるので、描いていて気持ちいいです。

ステンレス製の芯を使う際に気をつける点

 ステンレス製の芯について良いことをたくさん述べたのですが、注意する点もあります。本体の破損にも繋がるので、必ず確認していただきたいです。

保護シートを貼る

ステンレス芯は硬いので、保護シートなしに使うと本体の板を傷つけてしまいます。最悪の場合本体の方が故障して買い換えなくてはいけなくなるので、十分注意してください。

フィルムが削れる

ステンレス芯を使っていると、フィルムの消耗がとても早くなります。私はペーパーライクフィルムを使っていたのですが、1年以上ステンレス芯とともに使っていると最初のザラザラ感はほぼ無くなりました。

それでも描きにくいとは感じないのですが、ずっと紙のような描き心地を保ちたい場合は、フィルムの交換が必要になってくると思います。

公式ではない

ステンレス製のペン先は公式で発売されているものではありません。Amazonなどで業者が発売されているものになります。Amazon’s Choiceに選ばれており、ある程度の品質は保証されていますが、使用は自己責任となります。私は1年以上使って不調を感じたことはありませんが、不安な方は使用を避けた方が良いでしょう。

芯を変えるのは怖い!そんな時の解決策

ここまで、様々な種類の芯を紹介しつつ、ステンレス芯をおすすめしてきましたが、やっぱり標準の芯が良い!特に非公式の芯は使いたくない……という方もいると思います。そのような方向けに、芯を変えなくてもできるペン先の削れの改善策をご紹介します。

柔らかい設定のペンツールを使う

筆圧が高い方は、柔らかい設定のペンツールを使うことをおすすめします。例えば、Gペンと丸ペンでは丸ペンの方が柔らかいので、ペン先の削れが少しは改善されることと思います。

また、ペンよりも鉛筆の方がさらに柔らかく、無料で2B鉛筆なども配布されています。好みのペンツールを探してみてください!

筆圧の設定を変える

クリスタを使っている方は「ブラシ先端」項目設定の中に「硬さ」という項目があります。その設定を調節することで、弱い筆圧でも濃い線が描けるようになります。ちょうど良いオリジナルのペンを作ってみるのも良いかもしれませんね!

ペンタブのペン先が削れる時の解決策 まとめ

自分にあった芯を見つけよう

今回はペンタブのペン先が削れてしまうことにお困りの方へ、それぞれの芯の特徴をまとめました。注意する点はありますが、私はステンレス芯のおかげでイラストがより楽しくなったので、皆さんも自分にあった芯を見つけたりペンの設定を変えたりして、快適なお絵かきライフを送っていただきたいです!